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令和3年度山陰海岸ジオパークガイド養成講座中級第3回のレポート

令和3年度山陰海岸ジオパークガイド養成講座中級第3回のレポート

令和3年度山陰海岸ジオパークガイド養成講座中級第3回、浦富まち歩き(町浦富)が10月9日に開講いたしましたのでレポートを記載します。

浦富御台場跡
幕末(文久3年[1863]) 鳥取藩執政職鵜殿大隅長春が攘夷政策のために築いた海防施設で、御台場の案内板には、もう一つ台場があったことを示す絵図がプリントされています。
浦富御台場跡
但馬往来道標(みちしるべ)
道標の前で由来を聞く。度々の交通事故で傷だらけの道標。一時、行方不明だったのですが、見つけられ現在地に建っています。「右但馬」、「左鳥取」の方向が実際と違うのは、道路の新設・拡張でもともと建てられた場所と違っているためです。(本来は道路の向かい側とのことです)
但馬往来道標
定善寺と垣屋八幡宮
定禅寺の前住職さんから、寺の由来、境内の垣屋家菩提所のお話を聞き、門前にて浦富桐山城主の垣屋宗管・恒総親子を祀った垣屋八幡宮のお話を聞きました。
定善寺と垣屋八幡宮
辻西大師堂
弘法大師を祀ったお堂。中町・下町女念仏講と刻まれた地蔵の台座は天保の頃に造られたものか。地区の人たちによって大切に守られてきたお堂です。また地域の人たちの集まり、憩いの場ともなっています。
辻西大師堂
香林寺跡
曹洞宗通幻派の開祖通幻禅師生誕の地。「土葬祭(つげのさい)」と土地の人が呼んでいた伝承に基づく「飴買い幽霊」の民話で有名です。
お墓の下から誕生した通幻大師と母の愛を、初代国連大使であった澤田廉三氏の提唱で「母子愛の碑」として顕彰碑が建てられました。
「通幻和尚土葬神塔」、通幻禅師400年忌地蔵が並んでいて隣の道路脇には香林寺歴代住職の墓碑も建っています。また、香林寺は幕末の開国を進めた大老井伊直弼の師とされる仙英禅師が得度した寺といわれています。
香林寺跡
その外、熊野神社とその社叢、秋葉大権現などを回りました。次回は10月23日に開講で専門講座4「浦富まち歩き2(浜浦富)」の予定です。

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